日本通訳翻訳学会新崎賞は、新崎隆子会員から基金500万円の贈与を受けて2016年に制定されました。新崎賞は、通訳の実践と教育に関する研究の振興を目的としており、この分野に関する最優秀の論文あるいは書籍に与えられます。また、奨励賞は今後の研究展開が期待できる優れた論文に与えられることになっています。
新崎賞(賞状と副賞30万円)
奨励賞(賞状と副賞5万円)
応募手続きは毎年5月初めに発表されます。対象となる論文と書籍は当該期間内(前年5月1日から翌年4月30日まで)に発表・刊行されたものです。詳しくは以下の新崎賞規約をごらんください。
『新崎賞規約』を見る(リンク)
審査委員会による厳正な審査により、第一回新崎賞(2017年) は立命館大学生存学研究センター客員研究員・飯田奈美子会員の『対人援助におけるコミュニティ通訳者の役割考察―通訳の公正介入基準の検討―』と決定し、2017年9月9日の総会にて表彰式が行われました。なお奨励賞の該当者はありませんでした。